レーシックとは何?
レーシックとは、Laser(-assisted) in Situ Keratomileusisの頭文字をとったもので、角膜屈折矯正手術の一種。(イントラレーシックに関しては後述)
目の表面の角膜にエキシマレーザーという波長の短いレーザー光線を照射し角膜の曲率を変えることで視力を矯正する手術です。
視力の矯正は眼鏡やコンタクトレンズなどで行う場合が一般的ですが、レーシック手術を行うとこれらの道具に頼らず、正視状態(屈折異常のない目の状態)に近づくため裸眼で視力向上を望めるのが特長です。
レーシックはPallikaris氏によって1990年にギリシャで世界で初めて行われ、1995年にアメリカを中心に普及し日本国内では2000年にエキシマレーザー装置が医療器具として認可されたことを受けて角膜屈折矯正手術としてに普及しています。
タイ、中国、シンガポールなどアジア諸国でも治療件数は増えており、世界中で年間100万人がレーシックを受けているといわれています。
アメリカの医学誌「Archives of Ophthalmology」に近視に対するレーシックは長期的に見ても安全であるという研究結果が発表されています。
またプロゴルファーのタイガー・ウッズ氏や世界中の芸能人やスポーツ選手の有名人が治療を行なった実例や体験談などから、レーシック手術という視力矯正方法の認識も広がり安全性や信頼性も増した事から手術に対しての抵抗感が薄まりレーシック手術を行なおうと考える人も増加傾向にあります。
レーシックでなぜ視力が回復するか?という仕組み、メカニズムですが、目をカメラに例えるとレンズにあたる水晶体やしぼりにあたる虹彩を伸縮調整することでピントをうまく合わせて物を見ることができています。
ピントがうまく合わない状態、伸縮調節がうまくできなくなると、近視や遠視、乱視などが発生します。
レーシック手術は角膜の表面をマイクロケラトームという小さなカンナのようなもので薄く削ってからフラップをつくります。そのフラップを捲って角膜にレーザーを照射し内部の矯正します。そうすると角膜の屈折力が変化します。つまりピントがあうように調整してはっきり見ることができるようになります。
また、イントラレーシックについて言及しておきますとイントラレーシックも視力矯正手術のひとつです。
レーシックと特に異なる点をあげれば、フラップの作り方といえます。
レーシックは前述したマイクロケラトームというカンナのような装置で専門医の手によりフラップを作成します。
一方イントラレーシックではマイクロケラトームを使用せずに、医師ではなくコンピュータ制御でレーザーを操作しフラップを精密に作成します。
視力矯正度は手術後で平均視力が従来のレーシックでは1.23。イントラレーシックでは、2.0まで回復したという結果も出ており、今後期待は、ますます高まっていきそうです。
ということでコンピューターで制御することで今まで回復が困難だった強い近視や角膜が変形した方、角膜が薄い方でも場合によって治療の可能が広がりました。
そういう意味でも朗報としてレーシック適合検査で不適格と言われ拒否された場合も高技術を取り扱うクリニックでは手術が受けられるようになったのです。
後遺症、合併症に関しては、レーザーによるドライアイや、ハロ現象(夜間に光の周囲がぼんやりと霧がかかったように見える状態)など以前よりも大幅に減少しました。イントラレーシックはレーシックとよりもやや手術時間が長いこと、層間角膜炎の発生、フラップの接着が安定するまでに時間が必要などとイントラレーシック特有の欠点があることもしっかり理解しておきましょう。
その他、羞明症(しゅうめいしょう)と呼ばれるイントラレーシック特有の合併症がります。光に対して異常に過敏になる状態をいいます。発生率が幅広く1%から20%ですから、執刀医によって差が出ると思われます。こういった合併症、後遺症を防ぐためにも、事前の検査、複数のクリニック訪問、納得するまで質問するなど手術を受ける際にはクリニック、病院を厳選したほうが賢明です。

ひとつ:必ず無料検査を受けよ。 百聞は一見に如かず。クリニックの対応を実体験してみしょう。


